やっと再開 なぜ日本円出金のみなのか
コインチェック一部業務再開が正式発表されました。
しかし日本円の出金のみです。
コインチェックに”日本円”を入金した人は仮想通貨を購入するために入れたはずです。
仮想通貨時価総額でみればコインチェックが預かっている総額のほとんどは”仮想通貨”です。
13日以降もビットコイン以外の仮想通貨を取引、送金できない状態が続くようです。
なぜでしょう?
仮想通貨投資企業や取引所出資者による”暴落”阻止圧力?
1.円所有者ユーザーはまず口座内の日本円を出金します。
これは仮想通貨用投資資金です。しかし国内のどの取引所が安心して取引ができるでしょうか?
その結果がでるまでこの資金はしばらく仮想通貨には入って来ないでしょう。
2.ロックされた仮想通貨売買送金を再開すると半数額以上が円転換されると予想しています。
投売りです。
さすがに長期保有しようと持っていた人も目を覚ましています。
円転換された資金も1同様しばらく仮想通貨に入って来ないでしょう。
再投資するにしても円出金ユーザー同様、国の規制や無登録取引所、安定したシステム構築した取引業者を確認してからでしょう。
円出金のみ、他仮想通貨はロックアップのまま・・・
監督官庁やすでに公言している大臣含め国のスタンスはユーザー保護です。
コインチェックのフローはこれと逆行しています。
円のみ出金可能にした再開フローにしたことで仮想通貨暴落を危惧している者によるシナリオであることが想像できます。
取引所の営業継続、仮想通貨ブームの存続による最大受益者の可能性は否定できません。
すでに仮想通貨のボリュームは大きくなっています。ブームが去らないよう下がらないよう、一部企業による買い支えはできないでしょう。
せいぜい好転ソースによる”流布”でしょう。この点は飛び乗らないよう注意したいところです。